会長メッセージ

2012年(大木会長) - 救援衣類輸送費、学校建設費、高校寮生支援費のカンパを
アジア連帯委員会(CSA)会長 大木 明石

2012年3月23日


春爛漫を迎えようとする今日このごろそれぞれの皆さんにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

アジア連帯委員会(CSA)は、昨年30周年を迎え記念誌の発行などを行うとともに、心新たに31年目の運動を展開中であります。

CSAは、3月27日に評議会を開催し、年度後半の活動方針を決定いたします。私は、年度後半の活動展開にあたり、会員並びに支援者の皆さんに対し、次のことを、訴えたいと存じます。

その一つは、組織の拡大についてであります。現在、団体会員と個人会員の拡大を推進しておりますが、とくに個人会員の拡大に力を入れております。当面100名の拡大を目標に活動を進めております。どうぞ会員並びに支援者の皆さんの積極的なご協力を心からお願いをいたします。

その二つは、カンパについてであります。現在CSAは、年度間を通して①救援衣類を送る輸送費、②学校建設の費用、③高校寮生支援費用のカンパ活動を行っております。どうぞ会員並びに支援者の皆さん、是非友人・知人の皆さんにも働きかけ、お力添えをいただきますよう心からお願いをいたします。

東日本大震災から一年が経過しました。私事で恐縮でございますが、去る3月18日、19日の二日間、茨城、福島へボランティア活動に行ってきました。現地の皆さんに、今何をしてほしいのかを聞きますと、「とにかく全国の皆さんに被災地へ足を運んでほしい。」ということでした。意味の深い言葉です。是非、被災地へ足を運んでほしいと存じます。

会員並びに支援者の皆さんに対し、重ねて年度後半の諸活動に積極的なご協力をいただきますよう心からお願いを申しあげます。

アジア連帯委員会(CSA)会長 大木 明石
年頭のごあいさつ
アジア連帯委員会(CSA)会長 大木 明石

2012年1月元旦


 新年明けましておめでとうございます。

連合、各構成組織を始め各団体会員並びに各支援者の皆さんにおかれましては、素晴らしい新年をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

昨年は、アジア連帯委員会(略称・CSA)の諸活動に対し、積極的なご支援ご協力をいただき誠にありがとうございました。

さて、2011年は、私たち日本人にとって決して忘れることのできない歴史に残る年でありました。あの3月11日のマグニチュード9.0という、わが国未曾有の東日本大震災と福島第一原発の大事故が発生し、多くの犠牲者と大被害を出すにいたりました。

大災害の復旧復興は、ようやく緒に就いたばかりであり、数十年にも及ぶ文字通り長い闘いとなります。私たち日本人は、心を決めて粘り強く闘い抜くことを、お互い新年にあたり決意を固めあいたいものです。

CSAは、昨年4月で創立満30周年を迎えました。これを記念し既刊の記念誌「連帯の20年」から、その後の10年間の歴史を編集し「連帯の30年」を近く発刊する予定です。

私たちは、この機会にこれまでのCSA運動の30年の歴史を振り返るとともに、ここに改めてCSA運動の「目的」を再確認しておきたいと考えます。

CSA運動の目的は、「インドシナを中心としたアジア諸国の人々の人権を守りその自立を促進するとともに、貧困や多くの問題を抱えているアジアの人々と連帯し、生活と福祉の向上をはかること」にあります。

この目的を達成するため現在具体的には、①タイ、ラオス、カンボジアへの救援衣類を送る運動、②ラオスでの小学校建設運動、③ラオスの高校寮生支援の運動の三大運動を展開しております。

本年も国際連帯の「絆」を大切にしながら、この三大運動をますます発展させるため、連合を始め各構成組織並びに各支援者の皆さんの積極的なご支援ご協力を心からお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。

アジア連帯委員会(CSA)会長 大木 明石
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