会長メッセージ
2025年 - 会長挨拶
2026年1月1日
アジア連帯委員会(以下、CSA)は、自由と人権を求めて祖国を脱出し、日本で生活することになったインドシナ難民の自立支援と救援を目的に、1981年4月16日に発足しました。以来40年以上、皆様の温かいご支援に支えられながら、継続して活動を行っています。
現在、世界各地では、紛争や気候変動に伴う自然災害、飢餓、貧困など、多くの課題が依然として山積しています。私たち国際NGO団体の役割は、こうした困難に直面する人々に寄り添い、その幸せと未来をともに考え、継続的な支援を行うことにあります。
CSAは、インドシナを中心に、皆様からの貴重な浄財を有効に活用しながら、支援活動を展開しています。現在は、SDGsも意識しつつ、ラオスを中心に「救援物資事業」「小学校建設・補修事業」「教育支援事業」に注力しています。また、これら事業の視察・点検・情報収集等を目的としたワーキング・スタディ・ツアーを実施しています。
これらの事業は、連合愛のカンパをはじめ、支援団体・個人支援者の皆様からのご支援によって支えられています。引き続き、連合および支援団体、個人支援者の皆様との連携を深めるとともに、支援の輪を広げて事業の維持・発展に努めてまいります。
なお、2025年には日本とラオスは国交樹立70周年を迎えました。CSAは発足以来、ラオスの人々の幸せを願い活動を続けてきました。今後も両国の友好関係の一助となるべく努力してまいります。
皆様の変わらぬご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
