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2005.07.30 第1期生、優秀な成績で退寮  高校生支援を継続へ契約更改

CSAは、2002年から続けているサンティパープ高校の寮生を支援する契約を更新しました。調印式は7月19日と20日ビエンチャンの教育省とルアンプラバン県の教育局でおこなわれました。
2002年12月に入寮した第一期生のうち25人が6月に高校を卒業し、退寮しました。9月には新に30名の寮生を迎える予定です。
第一期生は、30人が入寮しましたが、病気などで5人が中途退寮しました。ラオス全土の高校生を対象とした国語の試験で卒寮生のカプケオさんが1位になりました。また化学、数学などの試験で男子生徒3人が3位以内に入賞しました。ブランパバン県の試験も卒寮生が1位から4位までを占めました。カプケオさんはビエンチャンの国立大学に進学するそうです。他の卒寮生も出身県の試験で上位に入っているそうです。しかし、経済的事情から大半の寮生が大学進学をあきらめているそうです

2005.07.29 教科書が完成しました。

CSAの新たな教育支援事業として取り組んだラオス小学生用教科書と幼稚園の教師のための指導教本が完成しました。昨年12月に支援契約し、教育省の印刷工場で作成されたものです。教師用の指導書は新学期(9月から)に向け、教員研修所で使われていました。教科書は9月の新学期から使用されます。また、教科書は,CSAの建設した学校を中心に配布されます。

2005.07.29 パホム村に引渡し

アジア連帯委員会(CSA)がラオスに建設する第15番目の学校の引渡し式が7月19日午後3時過ぎからパホム村で行われました。
式には、CSA側から連合の林国民運動局長(常任理事)、打田副会長、石崎事務局長が出席しました。ラオス側からは、地元の小学生や父兄のほか、ラオス労働社会福祉省のカンムン局長ら100人が出席しました。
学校は2004年12月に着工し、5月に完成しました。通学するのは、パホム村の1年生から5年生までの子供と、ソムサワット村及びナーパデン村の4年生と5年生の子供たちあわせて150人です。
引渡し式では、ラオスの伝統行事であるバーシー式、綱引き大会がおこなわれました。バーシー式は繁栄や長寿などを祈念する行事でお祝いの席では欠かせない行事です。開校を記念した綱引きでは女子チームが二連勝しました。
学校は、ビエンチャン市内から170Kmほど北上したビエンチャン県ワンビエン郡パホム村の国道13号線沿いあります。この国道は、ブランプラバンを経由して中国の雲南省に続いています。