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2024.03.29 アジア連帯委員会(CSA)第27回評議員会開催

   澤田会長挨拶         杉山常任理事WST報告      松本評議員WST報告

3月28日、連合本部においてアジア連帯委員会(CSA)第27回評議員会を開催、2023年度前半の事業を振り返るとともに、会計・会計監査報告、3つの議案の審議と後半の主な日程について確認をしました。また、昨年の定期総会終了後に人事異動の関係で新役員となられた、北野副会長(連合副事務局長)、杉山常任理事(連合連帯活動局長)、服部常任理事(連合東京副事務局長)を紹介しました。

澤田会長は冒頭の挨拶で「能登半島地震での被災者へお見舞い申し上げます。そして、復興へ向けた動きが早まることを祈ります」と述べられ、1月に実施したワーキング・スタディ・ツアーの成功と、ラオスの小学校新校舎建設ならびに補修が順調に進んでいることに触れ、事業への協力に対し感謝を伝えられました。

主な報告事項では、山﨑事務局長より、2024ワーキング・スタディ・ツアー報告について、参加者の協力により作成した冊子を基に概要と所感を紹介した後、団長を務められた杉山常任理事と松本評議員(基幹労連 東亜道路労働組合中央執行委員長)から成果と課題などの報告を受けました。そして、次回以降のツアーへの積極的な参加を呼びかけました。

特筆すべき議案は、第2号議案「救援衣類を送る運動の終了と今後の方向性について」です。第24回評議員会(2022年8月24日開催)で当面の中止としていた本運動ですが、インドシナ難民とアジアの困窮する人々への支援について当初の目的が達成できたこと、コロナ禍以降輸送への悪条件が続いていること、現地ニーズに変化が起きていることなど、費用対効果の観点からも終了とすることが適切と判断し、新たな支援に切り替え、その具体的な支援内容は、会員の皆様より意見集約し第44回定期総会(9月25日開催)で提起することを審議し可決しました。

第1号議案「2025年ワーキング・スタディ・ツアーの実施について」と第3号議案「第44回定期総会の開催について」も可決しました。最後に、今回出席できず委任をされた2名の評議員よりいただいた意見を紹介し、第27回評議員会は無事に終了いたしました。