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2006.10.20  サンティパープ゚高校 - 第5期生、30人が入寮

 サンティパープ高校寮に第5期生が入寮しました。今年の一年生は男子19人、女子11人です。うち女生徒2名が体調不良を訴え実家に帰っているそうです。ラオスの新学年は9月に始まります。新たな環境での生活は大変なようです。シャワーを使うのは初めてという子供ばかりです。さらに生活習慣も異なるため寮を管理する先生方も頭を抱えていました。

 ベトナムとの国境付近から来た少数民族出身の女生徒は「先輩が面倒を見てくれた。おかげで慣れてきた。歌を歌って寂しさを紛らわせている」。また、中国との国境付近から来た女生徒は「専門の先生にいろいろ教わりたい。日本に行き、文化交流をしたい」などと語りました。一方、来年卒業する男子生徒は「最初は寂しくて帰りたかったが、今は離れたくない。少しでも永く(寮に)居たいという気持ちでいっぱいだ。大学の寮に入りたい」と寮生活と将来の希望を聞かせてくれました。
 
  卒業を控えた生徒、学校関係者、教育省大臣などから大学寮の支援要請が今回も強く出されました。これに対し、伊藤会長は「CSA力には限度がある。一日も早く、ラオス側で寮運営をして欲しい」と語りました。

2006.10.20 タフゥア村小学校 - 17校目の小学校引渡し

 10月10日午後、ビエンチャンから約120Km離れたタフゥア村でCSAの第17番目になる小学校の完成引渡し式を伊藤会長らが参加しておこないました。

 式では、ラオス労働省から、連合などの支援で学校が建てられたことが紹介されるとともに、生徒らに「汚れた手で壁に触らないように・・・」などの注意がありました。

 伊藤会長は「子供は村と国の宝。村と国が発展するよう大人がバックアップして欲しい」と訴えるとともに、「学校の建設資金は日本の働く仲間からいただいている。政府や国際機関からは一銭ももらっていない。みんな自分の収入の中から出している。日本の仲間が喜ぶように大切に使って欲しい」と呼びかけました。

 これに答えて、村長は「村でたった一つの学校。村の力では何年たっても作れない。支援に感謝する。末永く大切に使う」と喜びを語りました。一方、校長も「永い間待っていた。宝物だ。」と学校完成を喜んでいました。 式ではノート、鉛筆、サッカーボール、綱引用ロープなどが学校に贈られ、子供たちは早速、綱引や、サッカーボールで遊んでいました。

2006.10.02 25周年記念祝賀会

団体と個人に感謝状

第26回総会とともに開かれた創立25周年を記念する祝賀会では、永年にわたってCSAの活動に貢献をいただいた団体と個人に感謝状を贈呈しました。また、国際労働財団(JILAF)の阿島理事による記念講演が行われ同財団の国際ボランテイア活動の状況などが紹介されました

2006.10.02 第26回定期総会 三事業の継続を確認 救援衣類、学校建設、高校生支援

三事業の継続を確認 救援衣類、学校建設、高校生支援
CSAの第26回定期総会が10月1日午前、東京・渋谷の全郵政会館大会議室で開催されました。
総会では救援衣類、学校建設、高校生支援の三事業の継続を確認するとともにラオス政府からスーチャイ・ピラティヴォン公使参事官のご出席をいただくなどして創立25周年を祝う、記念講演や感謝状の贈呈式が行われました。

胸を張って新たな活動を模索
伊藤会長は挨拶で、各種募金等に協力いただいた全国の皆さんに改めて感謝の意を表するとともに「タイ、ラオスの両国から高い評価を得られるのは、25年にわたり継続してきた皆さんのお力です。継続は力です。(CSAは)なりは小さいですが、国際NGOとして胸を張ることが出来ると思っています。これからも新しい活動を模索していきたい」と述べ、新たな1年への決意を表明しました。

他の国々にも負けない支援に感謝
ラオス大使館のピラティヴォン公使参事官は、CSAを通じて行われる皆さんの支援は「国の発展に大きな役割を持つ、とても大きな価値のある支援」と述べるとともに、「他の国々に負けないくらいの人材育成援助にラオス政府とラオス国民を代表して、心から御礼を申し上げます」と述べ、皆さんに深い感謝の意を表明しました。タイの社会開発安全省からも「遠隔地農村の貧困層への継続的な支援に対し、深遠なお礼と心からの感謝を述べます」との、タイ国政府を代表するメッセージが寄せられました。

第第26回総会とともに開かれた創立25周年を記念する祝賀会では、永年にわたってCSAの活動に貢献をいただいた団体と個人に感謝状を贈呈しました。また、国際労働財団(JILAF)の阿島理事による記念講演が行われ同財団の国際ボランテイア活動の状況などが紹介されました。26回総会とともに開かれた創立25周年を記念する祝賀会では、永年にわたってCSAの活動に貢献をいただいた団体と個人に感謝状を贈呈しました。また、国際労働財団(JILAF)の阿島理事による記念講演が行われ同財団の国際ボランテイア活動の状況などが紹介されました第26回総会とともに開かれた創立25周年を記念する祝賀会では、永年にわたってCSAの活動に貢献をいただいた団体と個人に感謝状を贈呈しました。また、国際労働財団(JILAF)の阿島理事による記念講演が行われ同財団の国際ボランテイア活動の状況などが紹介されました。第26回総会とともに開かれた創立25周年を記念する祝賀会では、永年にわたってCSAの活動に貢献をいただいた団体と個人に感謝状を贈呈しました。また、国際労働財団(JILAF)の阿島理事による記念講演が行われ同財団の国際ボランテイア活動の状況などが紹介されました。25周年記念祝賀会
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25周年記念祝賀会
賀会

2006.10.01 第23次救援衣類を送る運動 中古衣類、積み込み始まる!!

9月29日午後、皆さんから寄せられた救援衣類のコンテナへの積み込み作業が始まりました。このコンテナはラオスに届けられます。重量は約25トンです。第一便の船は10月4日に出港します。その後タイへ3回、計4回に分けて送る計画です。
 集まった荷物は、今年から倉庫の費用などを軽減するために順次、コンテナや船に積み込み、何回かに分けてタイの港まで運ぶこととしました。タイの港からラオスまでは陸送されます。
 この荷物は、来年1月に予定しているワーキング・スタディーツアーの参加者の手によって仕分けされ、タイとラオスの人々にとどけられます