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2009.11.25 ラオス留学生の駒場寮・秋の文化祭に参加

11月23日(月)、ラオスのサンティパープ高校生寮からの留学生2名が入寮している、東京の駒場国際交流会館において駒場寮祭「第47回世界文化の祭典」が開催され、アジア連帯委員会(CSA)から長石、渡邉が参加しました。

 フェスティバルでは、ラオス、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピン、インドネシア、バングラデシュ、スリランカなどのアジア諸国のほか、アフリカ、ブラジル、イラン、ロシアといった国々の寮生たちによって各国の歌、踊り等の文化をステージ上で披露され、また、「アジア紀行 ― 国別展示会」では、衣装、民芸品を含む、それぞれの国の文化が展示・紹介されました。

そのほか各国の料理の屋台が出展され、ラオスからは焼き鳥、ナンワン(ラオスのタピオカ入りデザート)、そして大使館経由産地直送のラオスビール(Beer Lao)が販売され、すべて好評のうちに完売となりました。

 ラオスの留学生は、民族舞踊と歌を披露し、サンティパープ高校留学生のカム・チャン君とビエン・サイ君は、屋台を手伝い、ステージでは、12月9日からビエンチャンで初めて開催される、ASEAN加盟諸国で隔年ごとに開催される第25回東南アジア競技会(SEAGAME)のテーマソングを他のラオス留学生と共に元気に歌いました。

2009.11.24 小学校建設21・22番目校の決定

12月14日開催した第156回常任理事会で、CSAがラオスに建設する小学校がつぎの村に決まりました。

 2010年に建設する21番目校の候補地は、サィニャブリー県パクライ地区ムアンヴァ村です。この村は、ビエンチャン市よりメコン川沿いを北西し、フェーリーボートでメコン川を渡りその支流沿いに位置しています。ビエンチャン市内から約217㎞で、所要時間は車で片道約6時間30分のところです。

 サィニャブリー県での小学校建設はCSAとしては初めてとなります。村民は1,707人(男性930人、女性777人)で農業を営んでいる人が大多数を占めています。児童生徒数193人(男子104人、女子89人)です。

 また、22番目校・2011年建設予定地は、サィニャブリー県パクライ地区ナマイ村とすることも確認されました。この村は、パクライ地区ムアンヴァ村より西方より約8キロのところに位置しており、ムアンヴァ村から車で10分のところです。今後、ラオス教育省と建設契約を結び建設に入ることになります。