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2022.11.20 第43回日本定住難民とのつどい報告

               PEACE表彰式                               藤原理事長挨拶                                意見交換会レジュメ
 
 
  11月20日新宿文化センターにおいて、アジア福祉教育財団の主催による第43回日本定住難民とのつどいに出席しました。第1部では「次世代が語る、私たちの思い~難民コミュニティ団体の活動継承~」のテーマで意見交換会が行われました。
 
 登録会員は少数ですが25年にわたり地道に活動を続けている在日カンボジアコミュニティよりプレゼンテーションがありました。地域貢献活動、カンボジア伝統文化承継活動、カンボジア人への生活相談のほか、仏教国を象徴するよう年間5回お寺の宗教儀式に参加・呼びかけをするなど、難民に寄り添った活動を展開しコミュニティの活性化に繋げています。
 
 一方、課題としては、情報発信が若年層に届いていないことや、同じ志を持った関連団体が個別の活動を行っていることを挙げ、その対策として地域と協働し子供たちへの学習支援や、子供たち向けにロールモデルによるお話し会の開催など、次世代を意識した活動の展開を目標に掲げています。「新たな活動によりコミュニティが賑やかに!」というフレーズにはたいへん共感しました。
 
  また、在日外国人コミュニティ団体であるABCジャパンの日本語講師より取り組みの紹介がありました。「困っている人がいれば助ける」の気持ちで活動を拡大し、テーマである次世代への継承については、SNSの配信を効果的にとらえ力を入れています。生憎、モニター越しの写真撮影が禁止されていたため、意見交換会の模様は掲載できませんが、私たちが活動を進めるにあたってヒントになることが多いひとときとなりました。
 
  第2部では、主催事務局と難民事業本部(RHQ)よりこの1年の活動報告があり、特定非営利活動法人PEACEなど、難民支援や地域の発展に貢献した3団体を表彰しその栄誉を称えました。

2022.11.09 常任理事組織訪問報告

                                                   連合本部訪問   芳野会長、清水事務局長と
 
 
    第49回常任理事会(9月28日開催)で確認の通り、10月25日から11月2日にかけて、澤田会長、鈴木副会長、山﨑事務局長の3名で常任理事組織にご挨拶に伺いました。目的は、役員改正に伴う新体制報告、これまでのご支援へのお礼、活動に対する意見交換などです。
 
 それぞれの組織代表にもご出席をいただき、2022年度の主な活動である「救援物資事業」「小学校建設・補修事業」「教育支援事業」とそれぞれの募金についてご理解をいただくとともに、3年ぶりに実施予定の「2023年ワーキング・スタディ・ツアー」への派遣のご依頼をさせていただきました。
 
    意見交換のなかでは、CSAに対する要望や活動を進めるうえでのヒントをいただき、たいへん有意義な時間を共有することができました。CSA組織そのものとCSAの活動を幅広く知らしめること、丁寧な取り組みをしていくことが、今後の活動の活性化につながるとあらためて実感しました。
 
    <実績>
      10月25日 連合東京、JAM
  10月26日 自治労、電機連合、UAゼンセン
  10月31日 情報労連
  11月2日  連合本部、日本教職員組合、基幹労連