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2023.06.30 クラウドファンディング展開中
山間部のパホム村小学校 教室内の破損した天井 サッカーボールなど贈呈
アジア連帯委員会(CSA)では、初の挑戦となりますクラウドファンディングを展開中です。プロジェクトを立ち上げたきっかけは、2022年6月にCSA代表がラオス山間部に位置するパホム村小学校(2005年に建設・寄贈)を点検で訪れた際、使用不可のトイレと教室内天井の雨漏り等を目の当たりにしました。
校長先生はじめ保護者や村長からも、子供たちが安全で快適な学校生活を送れるようできるだけ早期の補修を懇願され、CSAとしては第25回評議員会(3月開催)において、インターネット上で不特定多数の人から資金提供を呼び掛けるクラウドファンディングを実施することを組織決定しました。
6月12日のスタートから今日までの19日間、ご賛同いただけた人たちの温かいご支援により、いまのところ順調に推移をしております。下記にクラウドファンディングのURLを貼りましたので、一度アクセスいただけますようよろしくお願いいたします。応援コメントや活動記録も随時更新中です。
ラオスの子供たちに笑顔と明るい未来を!
皆さんの力をお貸しください。また、周りの方にも拡散いただけたら嬉しいです。
【クラウドファンディング公開URL】
https://readyfor.jp/projects/119355
2023.06.23 駐日ラオス大使との意見交換
ラオス教育・スポーツ省訪問 フォンサムット大使と書記官 ナラオ村小の生徒たち
6月20日、鈴木副会長と山﨑事務局長で、港区西麻布にある駐日ラオス人民民主共和国大使館を訪れ、5月に実施したラオス視察についての報告をしました。報告の内容は、①ナラオ村に建設・寄贈した小学校新校舎の引き渡し式を無事に終えたこと、②26番目の小学校建設に向けて現地と連携して進めていることの2点です。
たいへん嬉しいことに今回は特命全権大使も同席されました。大使は、CSAの歴史や活動に対してたいへん関心を持たれ、小学校建設や高校生寮運営の『教育支援』を高く評価されました。また、これら教育支援の基になる財源について、他のNGOとの連携について等質問や意見をちょうだいしました。
何度か触れていますが、ラオスは小・中学校は義務教育であるにもかかわらず、近隣に学校が無いことや、勉強意欲はあるものの家庭の事情で中退してしまう子供たちが散見されます。さらに、教育分野における国家予算の不足、教員の能力の低下、都市部と地方部の格差など教育分野における課題は山積しています。
今回の意見交換でCSAが今日まで継続している活動がラオスの子供たちのみならず、国全体に良い影響を与え役に立っていることを再認識しました。合わせて、この実態をCSA会員組織を中心に広げていくことの必要性も痛感したところです。最後に、大使を囲み記念撮影と再会を約束し、1時間にわたる意見交換を終了しました。