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2018.08.06 ラオスのダム決壊事故への支援写真

長官の移動と共に衣類が運ばれました   航空機から運び出される救援衣類  家屋が流され避難している被災者
(CSAステッカーが貼られている箱)

 8月2日(木)、ラオス保健省は救援物資をダム決壊事故被災地に輸送しました。500箱のCSA救援衣類が保健省官房長官の現地訪問時に航空機で現地に運ばれました。これらの衣類は被災者に配布されます。
 

2018.08.02 ラオスの水力発電ダムの決壊/事故について


           ラオス保健省からのお礼の返答      アタップー県の被害状況
 
  7月23日にラオス南部アタップー県で起こった水力発電用ダムが決壊し、複数の村が浸水、6000世帯以上が家を流され死者、行方不明者が出ています。
  CSAから「救援衣類を送る運動」のカウンターパートであるラオス保健省に出したお見舞い状にナオ・ブッタ官房長官からお礼の返答が届きましたので以下に記載いたします。
  なお衣料配布写真は届き次第、ニュースで配信、HPに掲載いたします。


仮訳(抜粋) 
                                                                                                      2018年8月2日
 CSA会長
吉井 眞之 様
 
 まず、保健省ならびに被災者にかわり、私どもにとって史上最悪の厳しい状況のおりCSA会長ならびに総てのメンバーの方々からのお見舞いの言葉をいただいたことに対し厚くお礼申し上げます。
 
 7月18日から22日にかけて熱帯台風「ソンティン」が国土を縦断し、数県に被害をもたらしました。最も被害を受けたのはアタップウ県、サナマサイ地区でした。
 
 連続的な集中豪雨により急激に水が増加し、7月23日夜半にセピエン・セナムノイ水力発電所のダムが決壊し、前例のない大量の濁流が村を襲いました。13村以上に影響がおよび、6000人以上の村民が被災しました。死者数はまだ確定していません。行方不明者についてはまだ捜索を続けています。
 
 7月24日、私は中古衣類500箱を軍用機で被災者に配布するために被災地に運びました。被災地への唯一の交通手段はヘリコプターと船だけです。現在、国内/国際救援隊が行方不明者の捜索にあたっています。保健省は医療チームと共に医薬品、医療器具を現地に搬送しました。これはかなり長期にわたるプロジェクトとなるでしょう。
 
 被災者にかわり、吉井会長ならびにCSAの方々からのお見舞いの言葉とご支援に対し再度お礼申し上げます。
 後ほど配布情景写真を送付いたします。
 
                            ラオス保健省
                                                                                  官房長官 ナオ・ブッタ