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2005.10.05 22次救援衣類、環境保護にも一役!!

第22次救援衣類を送る運動が9月26日から1週間おこなわれました。全国から寄せられた約114トンの衣類を積んだ船は10月3日、5日、10日に東京を出港しました。船は釜山を経由して10月20日から27日にかけてバンコク港に着く予定です。

タイとラオスの倉庫には11月中旬までに届けられ、仕分け作業などを済ませた後、両国の貧困や災害などで生活に困っている人々に配られます。

さらに、焼き畑農業や麻薬の原料となるケシの栽培の防止に力を入れているラオスでは、この運動に協力した人々や山岳民族の平地での生活を支援するために救援衣類を配っています。

このように救援衣類は、ただ単に生活に困っている人々の自立支援ということにとどまらず、世界的な課題の解決にも活用されています。救援衣類を送る運動に取り組むボランティア団体が少なくなっている現在、こうした意味でもこの運動は重要性を増しています。

しかし、輸送資金が足りません。ぜひ皆さんのご協力をお願いします。募金の送り先は、以下の通りです。

郵便振替口座  00140-7-545101
口座名義    アジア連帯委員会
通信欄記載   輸送募金

2005.10.03 CSA第25回総会、救援衣類、学校建設、高校生支援事業の継続確認!!

アジア連帯委員会(CSA)の第25回定期総会が10月2日、午後12時から東京・千駄ヶ谷の全郵政会館で開かれました。総会では、

  1. 救援衣類を送る運動、
  2. ラオスでの学校建設、
  3. 遠隔地高校生(サンティパープ高校寮生)支援活動を柱とする平成17年度事業計画、決算報告、予算案

などが承認されました。

CSA第25回総会役員改選を行い、伊藤会長、石崎事務局長を再選しました。伊藤会長は「会員や全国の皆さんの募金への協力に感謝します。小さなこともコッコッと続けることが大きな成果を生みます。まさに『継続は力』です」と述べ、さらなるCSA運動への協力をお願いしました。

連合の高橋均副事務局長は「極貧国の拡大は世界が不公正、不安定化し、先進国にも多大な影響がまわって来る」と述べ、いち早く貧困の撲滅に取り組んだCSAの活動に敬意を表しました。

総会後、懇談会が行われ、会員間の情報交換などが行われました。

なお、CSAの活動へ募金協力は下記までお願いいたします。記事欄には輸送、学校、高校生等とお書きください。

郵便振替口座  00140-7-545101
口座名義    アジア連帯委員会