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2006.07.22 ナコン村小学校引渡し式

7月6日午前11時、ビエンチャン自治区ナサイソン地区ナコン村でナクン村小学校の引渡し式がおこなわれました。
この学校はCSAの第16番目の学校にあたり、セントラル硝子労組さんの全面的な資金提供により建設されました。同労組がCSAを通じてラオスに小学校を寄贈するのは2000年4月のルアンパバン県ホアナ村小学校につぐ二校目です。
式には大西幸延さんをはじめとするセントラル硝子労組の代表4人とCSAの村岡常任理事らが参加しました。村は、ビエンチャンの中心部から北東へ約25km離れています。平地に囲まれた村にはブロック積みの家が多く、裕福な家庭の多い村に見えます。それでも自力で建設することが困難なことからCSAで建設することになりました。

学校の建設には、多くの村人が作業に加わるとともに、自らも1800ドル相当を拠出するなど、これまでにない村人の参加と協力がありました。建設工事は2月26日に始まり6月3日に終了しました。農民の田植え時期と重なったため、若干完成が遅れたとのことです。 学校を使うのは二つの村の約250人の子供たちです。

大西さんの話
「地域の人々が一体となって建設に協力してくれたことに感銘を覚えた。心からお礼を言う。新しい校舎で勉強や運動に励んでほしい」
ナクン村小学校校長の話
「学校がないと非常に困る。農村エリアの力は不足しており、村の力だけでは(4万ドルもする学校が)何時できるかわからない。村人や子供たちに大切に使うようお願いする」
郡教育長の話
「(学校の建設を)長い間待っていた。子供たちにとって学校は宝物だ。学校は二つの村で使う。ビエンチャン州都にCSAの学校が二校できた。セントラル硝子労組の学校も長く大切に使う」