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2025.02.27 2024年度前半を振り返って

 評議員会報告・議案準備      寄贈PCで熱心に学習       WST ラオス凱旋門
                                  パトゥーサイを背に


関東は晴天が続き今週末は20度超えとの予報ですが、週明けはまた冬に逆戻り、雪の影響が大きかった地方の皆様にお見舞い申し上げます。さて、現在事務局では、3月開催の第28回評議員会の準備をしているところです。そこで、第44回定期総会において確認した2024年度事業計画の進捗状況について振り返りをします。

まずは、小学校建設・補修事業です。会員組織であるUAゼンセンがルアンパバーン県ハッパン村に小学校を建設・寄贈、2024年11月、関係者のみならず近隣の皆様も駆けつけ無事に引き渡し式を終えてきました。CSAが関わる小学校は現在26校ですが多くは首都ビエンチャンに存在し、ルアンパバーン県では2003年以来4校目です。それだけに、新校舎の完成は村民たちの大きな喜びです。初等教育の大切さを先生と保護者がしっかり認識して欲しいと願うばかりです。

次に、教育支援事業では、サンティパープ高校寮にパソコン6台を寄贈、11月の訪問時に熱心に学んでいる姿を見て嬉しく感心しました。ネット環境についての要望を受けていますので、5月の卒寮式出席の際、改善に向けて話し合いをしたいと考えています。私たちCSA事務局とも繋がり、自国の文化・歴史・トレンドなどについてディスカッションできたら、お互いに良い刺激になるのではないでしょうか。

最後に、救援物資事業については、今年度からの具体的な取り組みのため、5月の視察時にいくつかの小学校を訪問しその感触を確かめたいと考えています。また、2025年ワーキング・スタディ・ツアー(現在報告書作成中)、役員組織との意見交換を終了し、活動強化のための会員の拡大についても順調に推移しています。これらについて3月の評議員会で報告し、会員の皆様と共有させていただきます。

2025.02.26 会員拡大の取り組み実施中

 建設した小学校へノートと       ラオスに小学校を寄贈する      高校生寮の運営で学生の
  ボールペン送る「物資支援」       「小学校建設補修支援」        生活支援する「教育支援」

昨年総会以降、CSAでは「会員拡大の取り組み強化」を行っています。
CSAの会員(個人・団体)は、多くは連合を始めとした労働組合の産業別組織で構成をされています。また、個人会員も労働組合の組合員の方々がほとんどです。
2025年1月現在の会員数は、団体会員73団体・個人会員61名となっています。
CSAは政府からの補助金を受けることなく、会費と会員の皆さんからの募金で支えられています。多くの会員の皆さんにご協力をいただいていますが、安定した活動をするためには、財源の確保も課題の一つとなっています。
NGO団体は会員数を増やすことで、活動の安定や社会的な信頼性向上、資金の確保などが期待できるために、CSAでも日常の活動として組織拡大に取り組んでいます。


 
現在、CSAでは、連合や労働組合からの要請に基づいて、「CSAの活動についての説明」や「ラオスへの訪問報告」等を通じて、団体会員と個人会員の会員拡大の取り組みを行い、昨年の総会以降、新たに3団体の団体会員・13名の個人会員の方々に会員登録いただきました。
引き続き会員拡大の取り組みを行ってまいりますので、労働組合や職場で「CSAの活動」を知らせる機会を作っていただけますようお願いいたします。